“怪優”本田博太郎が語る「酒癖悪い人は人間性に問題あり」

2015年12月14日 20時19分11 : 0
“怪優”本田博太郎が語る「酒癖悪い人は人間性に問題あり」
somyzone
投稿者
@somyzone

 シリアスからコミカルな役まで変幻自在の“怪演”で知られる、名バイプレーヤーの本田博太郎さん(64)。還暦をすぎてはいるが、「おいしい酒を飲むにはまだまだ精進しないと」が口癖だ。

■粋に飲む大滝秀治さんに憧れた

「酒」というと下積み時代を思い出しますね。当時、よく口ずさんだのは河島英五さんのヒット曲「酒と泪と男と女」。歌詞が僕の心情そのものだったから。

 僕の名前が世間に知られるようになったのは蜷川幸雄さん演出の舞台「近松心中物語」。主演だった平幹二朗さんが急病で途中降板し、その代役に指名されたのです。当時は28歳。まだまだアルバイトしないと食べていけなくてね。それなのに結婚が早く、「近松」出演時は2児の父親でしたから、その頃は本当に切羽詰まっていました。

 もちろん、自分なりに頑張っているつもりでした。でも、思うように仕事は増えず、将来の展望も見えない。時にはヤケ酒をあおり、酒の勢いで暴言を吐いたこともありました。苦い酒が続いていたんです。

 ところが、「近松」と続いて出演した蜷川さん演出の「ロミオとジュリエット」でゴールデン・アロー賞を受賞して風向きが変わった。そしてようやく少し息がつけるようになり、その後、敬愛する岡本喜八監督、工藤栄一監督と出会えたのも幸運でした。

 おふたりはすでに鬼籍に入られていますが、30代、40代の生意気で不遜でうぬぼれ屋だった頃、仕事に対する姿勢や生き方と同時に、酒席での嗜みも教えていただきました。共通するのは背中に耳や目があるんじゃないかってぐらい、周囲の方々に気を使ってること。そして数々の名作、ヒット作を生みだした巨匠なのに酒が入っても人柄が変わらないんですよ。

 飲むと人格、品格がわかるもの。酒癖が悪い人はそもそも人間性に問題がある。「正体見たり」ってヤツです。

 しかし、岡本監督も工藤監督も酒席での会話に哲学、人情、人への優しさがあふれていて、しかも飲み方がスマート。すごくステキなんです。だからご一緒させていただくのが楽しくて、得るモノも多いし、大きかった。

 俳優では大先輩の大滝秀治さんの飲み方に憧れましたね。大滝さんの行きつけは渋谷駅のすぐそばの立ち飲み屋。11年には文化功労者、13年には昨年亡くなられた高倉健さんの映画「あなたへ」で、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞された名優にもかかわらずです。

 混んでいない夕方の早い時間に行き、定位置で一人静かに手酌酒が大滝さん流。ポツポツと現れる常連はほとんどがサラリーマン。その中に溶け込んで淡々と飲む。そして、日本酒2合を空けるとスッと勘定を済ませて家路につく。

 粋なんですよ。立ち飲みだから、高級な酒が並んでるわけでも、高価な食材を使った肴があるわけでもない。でも、「酒が好きだから飲む」「居心地がいいから通う」という、飾らない一面が如実に表れてました。

 実は僕にも30年来、月に1、2度足を運ぶバーが新宿3丁目にあるんです。当初、母娘で切り盛りしていましたが、今は娘さんがママ。芝居やドラマが好きで、毒舌なのに切り口が変わっていて的を射てる。その会話が楽しくてね。

 飲むのは芋焼酎で今の時季はお湯割りを2、3杯ほど。ママの批評を聞きながら「もっといい芝居をして“うまい酒”を飲みたい」って気持ちを引き締めています。

参考、引用リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151214-00000003-nkgendai-ent

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